...午前三時十五分!恐るべき悪魔の翼は...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...そしてこれが恐るべき空魔艦の一味に盗み聞かれるとは知らず...
海野十三 「大空魔艦」
...あの恐るべき金博士を始末することが出来たかと...
海野十三 「大使館の始末機関」
...世界の全同胞にとって恐るべき険悪なる事態が急にやって来たのだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...恐るべき請負会社の過去の悪行の数々を調べあげることができた...
江戸川乱歩 「影男」
...実に恐るべき風俗に導かれて...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...サイラスはこれは恐るべき敵だと思った...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...それは消化器の弱い自分にとって今夜の食卓に出されたパンが恐るべきかたいパンであったという事であると言って席についた...
寺田寅彦 「備忘録」
...*恐るべきかな同志討...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...北吹く風の恐るべき呼吸によりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...膂力だけではない恐るべき力に漲っている...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...恐るべきことは、自分の思想を鏡に映してその変形され縮小されたものを見ることである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...司教はその恐るべき凝視の下にあって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その恐るべき群集は互いにつかみ合って一団となっていたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...奇怪に動き回ってるその恐るべき蟇(がま)の言語も...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...異邦人ヘンデルにとってどんなに恐るべきものであったかは誰にでも想像されよう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...之らの恐るべき犯罪は凡て野原で...
浜尾四郎 「殺人狂の話」
...「恐るべき色魔の殺人リレー」って言う標題でね...
夢野久作 「少女地獄」
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