...この国で一時は恐るべき病疫であったが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...つまりその恐るべきニュースを聞いて...
海野十三 「火星兵団」
...38ころがる胴恐るべき人間狩!ラジオがどんなにか警報を発しても...
海野十三 「火星兵団」
...突如として恐るべき果断家に変ずる事もある...
太宰治 「パンドラの匣」
...急げばそれだけこの恐るべき事件の底も早くたたいて見られると云うものです...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...やがて程なく恐るべき*アレースの威は鎭りぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...実に恐るべきもんぢやないか...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...恐るべき怒鳴り声をきくまいとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人が歩くを得ず魚が泳ぐを得ない恐るべき場所に立ってることを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...恐るべきことではなかったか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこにまた恐るべき存在がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...栄養学の進歩にもまことに恐るべきものがある...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...図(はか)らざりきこの船遊びを胡乱(うろん)に思い、恐るべき警官が、水に潜(ひそ)みてその挙動を伺(うかが)い居たらんとは...
福田英子 「妾の半生涯」
...そして私もあなたの代りに何か恐るべきことがありましょうか」「私の愛人ドルカの愛を恐れて下さい」キイヴァンは笑った...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「約束」
...しばしば自ら恐るべき作業を成就する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いやしくも人道心あるものなら久しく忘れ去ることの出来ない恐るべき災厄をそれがもたらすということを今は問題外としても...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ともに恐るべき情念であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だけれどもそれが恐るべき現実であるのを如何にしよう...
柳宗悦 「民藝四十年」
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