...かれ弟(いろと)帶日子國押人(たらしひこくにおしびと)の命は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...遊び來る鮪(しび)が端手(はたで)に妻立てり見ゆ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...悲哀(かなしび)は一(いち)の誇りなれば...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...*笛の音生命(いのち)の路(みち)のもろ側(がは)に聳(そび)やぎ立(た)てる『かなしび』の女木(めぎ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...燈(ともしび)の光を的(あて)に...
高山樗牛 「瀧口入道」
...僕の腕はまだその感触でしびれてる!それなのに夢だなんて!Say, was it a drea--m !Was it a drea--m !?一曲終る...
谷譲次 「踊る地平線」
...嘗(かつ)て幾夜となくうす暗い閨(ねや)の燈火(ともしび)のはためく蔭に...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...はじめて彼は明るい燈火(ともしび)の中にすわった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...永らく坐りつづけていたあとで足がしびれて歩けなくなる...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...こっちの組はさながら痺(しび)れた半身のように白けていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...腕がしびれ、もげそうに、疼く...
火野葦平 「花と龍」
...小さい燈(ともしび)の光を慕わしく思って見て通ることであろう...
ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 「冬の王」
...初めて未経験なすさまじい快感にしびれて来た...
横光利一 「上海」
...石櫃(いしびつ)はかんぜんに湖心のそこへ沈めたけれど...
吉川英治 「神州天馬侠」
...血けむり石火矢(いしびや)で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...紫微殿(しびでん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...立(た)ち竦(すく)んだまま雷鳴(かみなり)にでも痺(しび)れたように...
吉川英治 「宮本武蔵」
...むしろその両端の鴟尾(しび)の...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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