例文・使い方一覧でみる「しばらく」の意味


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...陰気な客間(ザラ)は少時(しばらく)の間...   陰気な客間は少時の間の読み方
芥川龍之介 「山鴫」

...暫時(しばらく)して彼方(かなた)より...   暫時して彼方よりの読み方
巌谷小波 「こがね丸」

...しばらくだまっていましたが...   しばらくだまっていましたがの読み方
江戸川乱歩 「天空の魔人」

...しばらく考えていた...   しばらく考えていたの読み方
近松秋江 「狂乱」

...またこの先きどうなるのであろう? と思っているもののようにしばらく黙っていた...   またこの先きどうなるのであろう? と思っているもののようにしばらく黙っていたの読み方
近松秋江 「雪の日」

...ゆがみて蓋(ふた)のあわぬ半櫃(はんびつ)凡兆(ぼんちょう)草庵(そうあん)にしばらくいては打ちやぶり芭蕉(ばしょう)(昭和七年五月...   ゆがみて蓋のあわぬ半櫃凡兆草庵にしばらくいては打ちやぶり芭蕉(昭和七年五月の読み方
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」

...お袋はしばらくぶりで帰って来た爺さんと...   お袋はしばらくぶりで帰って来た爺さんとの読み方
徳田秋声 「足迹」

...しばらく彼女に望みをかけていた...   しばらく彼女に望みをかけていたの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...師父(しふ)が道ばたの松の樹の下でしばらく憩(いこ)うておられる間...   師父が道ばたの松の樹の下でしばらく憩うておられる間の読み方
中島敦 「悟浄歎異」

...しばらく我慢して吸はせてやらう...   しばらく我慢して吸はせてやらうの読み方
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」

...しばらくは悲歎と混乱の渦で...   しばらくは悲歎と混乱の渦での読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...姉妹はしばらく無言だった...   姉妹はしばらく無言だったの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」

...「金柑の実も、移り住んだ時には真っ青だったのが、しばらく、仄かな黄色に熟れてきた...   「金柑の実も、移り住んだ時には真っ青だったのが、しばらく、仄かな黄色に熟れてきたの読み方
正岡容 「随筆 寄席囃子」

...しばらくして老女はきッと思いついた体で傍の匕首(あいくち)を手に取り上げ...   しばらくして老女はきッと思いついた体で傍の匕首を手に取り上げの読み方
山田美妙 「武蔵野」

...どうしようかの、玄堂」「弱り入った次第でござります」「おやじの中将へ申し遣(つか)わして引取らそうか」「なかなかそんなお計らいで自由になるお方ではございますまい」「それも、そうか」と、涼朝(すけとも)は考え込んで、「では、たれぞ重役どもを迎えにやろう」「御城内へお連れ申し上げますか」「いやいや、ああいう放埒者(ほうらつもの)に、ここまでやって来られてはかなわん、重役どもの屋敷に一時とめておいて、わざと、慇懃鄭重(いんぎんていちょう)に扱っておけば、そのうちに窮屈がって、向うから逃げ出すじゃろう」「御名案」「早速に呼べ」「どなた様に、この御大役をお願いいたしましょうや?」「そうじゃの、万太郎の窮屈がるような者といえば……ウム、家老の曾根権太夫(そねごんだゆう)、あれを遣(や)ろう、あれを迎えにやって、しばらくの間、曾根の屋敷で預かって置くように申すがよい」お扶持(ふち)医者の小川玄堂は、その足で直ぐに、城下の上屋敷に老臣の曾根権太夫を訪れていました...   どうしようかの、玄堂」「弱り入った次第でござります」「おやじの中将へ申し遣わして引取らそうか」「なかなかそんなお計らいで自由になるお方ではございますまい」「それも、そうか」と、涼朝は考え込んで、「では、たれぞ重役どもを迎えにやろう」「御城内へお連れ申し上げますか」「いやいや、ああいう放埒者に、ここまでやって来られてはかなわん、重役どもの屋敷に一時とめておいて、わざと、慇懃鄭重に扱っておけば、そのうちに窮屈がって、向うから逃げ出すじゃろう」「御名案」「早速に呼べ」「どなた様に、この御大役をお願いいたしましょうや?」「そうじゃの、万太郎の窮屈がるような者といえば……ウム、家老の曾根権太夫、あれを遣ろう、あれを迎えにやって、しばらくの間、曾根の屋敷で預かって置くように申すがよい」お扶持医者の小川玄堂は、その足で直ぐに、城下の上屋敷に老臣の曾根権太夫を訪れていましたの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...この態(てい)に、嘉平はしばらく、狐にツマまれたような顔をしたが、若党仲間たちへ、何事かささやいて、かれはお縫ひとりへ、あらゆる宥(いたわ)りをかけた...   この態に、嘉平はしばらく、狐にツマまれたような顔をしたが、若党仲間たちへ、何事かささやいて、かれはお縫ひとりへ、あらゆる宥りをかけたの読み方
吉川英治 「大岡越前」

...しかしここにはしばらく語るべき事件もない...   しかしここにはしばらく語るべき事件もないの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...しばらくは畑や道のない草むらを急いだ...   しばらくは畑や道のない草むらを急いだの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「しばらく」の書き方・書き順

いろんなフォントで「しばらく」

「しばらく」の英語の意味


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