...もつと烈しい深い熱情があつてしかるべきだと思つた...
田山録弥 「三月の創作」
...しかるべき学位を取るための研究課程をこなしているわけでも...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...しかるべき求道者の光にならないとなれば...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...正しかるべき人間が...
中井正一 「「見ること」の意味」
...何かしかるべき商売柄の掘出し物にでもありつき得れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかるべき少女の声で...
中里介山 「大菩薩峠」
...皆当然あってしかるべき話である...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...これなら岡田がわざわざ東京まで出て来て連れて行ってもしかるべきだという気になった...
夏目漱石 「行人」
...なまで食ってしかるべきものをわざわざ煮て見たり...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...必ずやしかるべき師もあったろう...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しかるべき人の信頼すべき翻訳によってよむ方がよいというのが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかるべきのちぞえを持たせようという...
山本周五郎 「寒橋」
...おそらく紀伊家のしかるべき身分の者だろう...
山本周五郎 「風流太平記」
...半次は半次でしかるべき職を身につける...
山本周五郎 「風流太平記」
...たれかしかるべき豪の者を...
吉川英治 「私本太平記」
...もとはしかるべき家柄に生まれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...これでも以前はしかるべき寺院におり...
吉川英治 「親鸞」
...ことにこの重々しかるべき五体は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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