...しかるにもかかわらず...
伊藤左千夫 「去年」
...そのころには、ここに幽霊が出るとか青火がもゆるなどと言い合えりけるが、しかるに二、三町行きしと思うころ、二、三間ほどの前面に当たりて、人の形のごとく六、七尺もあらんと思うほどのものが、長き髪を垂れ、中段以下はおぼろにて分明ならざりしも、少しずつ動きいるがごとくに見えければ、思わずハッと驚き、二、三歩引き下がりしまま見向きもやらず...
井上円了 「おばけの正体」
...しかるに人間が哲学をやり始めると...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...「鉄輪(かなわ)」の「今更さこそ悔しかるらめ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...しかるにこれに反して...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...しかるに近頃ある動物学者が調べた処によれば...
寺田寅彦 「話の種」
...しかるに狭量神経質の政府は...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...美しかるべき眼と貪慾なるべき口とのその表情の矛盾は...
豊島与志雄 「微笑」
...しかるに、あのスビアコの沙漠(さばく)に隠退していた悪魔が(実際年老いていたので、隠者となったのかも知れない)古(いにしえ)のアポロンの寺院の住居から、当時十七歳の聖ベネディクトに追い払われたのは、五二九年のことであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...誰かしかるべき黒幕があって...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかるに、この聡明なお雪の心づくしを知るや知らずや、その宵に至ると、例の座敷で、竹調べがはじまり、ついで「鈴慕(れいぼ)」の響きが起りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかる後にゃーと注文通り鳴いてやった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...測る標準は内にあるか外にあるかしかるにこの例について起こる疑問は...
新渡戸稲造 「自警録」
...しかるに実際は大ちがいで...
萩原朔太郎 「秋と漫歩」
...しかるに、監守兵の一人はその櫃の平常よりも重いのを訝(いぶか)って、この中にはアルメニアン教徒が這入っているのではないか...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そしてしかる後に引続き雨が降るのを見て大いに驚くのと...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかるに今日社會が抽象的なものになるに從つて名譽心もまたますます抽象的なものになつてゐる...
三木清 「人生論ノート」
...そしてしかる後食料品の価格が引続き騰貴するのに大いに驚く...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
- サッカー選手の小林悠さん: 現役を引退することを表明した元日本代表FW 🏃♂️
- 俳優の小林薫さん: 主演のドラマ『深夜食堂』の新シリーズ、マスター役として作品を長年牽引 🍶
- 野球選手の佐々木朗希さん: 復帰登板でリリーフ好投し、ブルペンの救世主に期待 ⚾
