...それ百人一首(ひやくにんいつしゆ)の三枚(さんまい)めだ……田子(たご)の浦(うら)に打出(うちい)でて見(み)れば白妙(しろたへ)の――ぢやあない...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...三昧(さんまい)とか...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...再びまた勉強一三昧(いっさんまい)になっていたが……そしてもう人から跛者(びっこ)と罵られる機会もこなかったが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...宮崎三昧道人(さんまいどうじん)...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...その三昧境(さんまいきょう)にあるような気がする...
林芙美子 「生活」
...致仕後の実隆は望みを官場に絶ったから風流三昧(さんまい)に日を暮らした...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...私に酒氣が離れたら坐敷は三昧堂(さんまいだう)のやうに成りませう...
樋口一葉 「にごりえ」
...お客さんまいりましょう」「たしかに連れて行ってくれますか」「そんな念を押さないだって...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……空腹へ早駕(さんまい)でのんだら……眼がくらんで来た」となりの卓で...
久生十蘭 「金狼」
......
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...三昧堂(さんまいどう)が近くて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...不断の三昧(さんまい)堂などもけっこうな設計でお作らせになったと申すことを聞きました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三昧谷道(さんまいだにみち)...
吉川英治 「私本太平記」
...歌作の三昧(さんまい)にはいり...
吉川英治 「親鸞」
...一心三昧(さんまい)に入って...
吉川英治 「親鸞」
...静かに連歌の三昧(さんまい)を楽しみたいため...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...三昧(さんまい)になりきっていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...無我と三昧(さんまい)に過ごしているだけのことなのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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