...口大の尾翼鱸(をはたすずき)二八さわさわに控(ひ)きよせ騰(あ)げて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...さわさわに二八汝(な)が言へせこそ二九...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...また降りて来る鳥のさわさわという羽音と...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
......
武田祐吉 「古事記」
...あのさわさわと鳴る水のそばには...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...さわさわと草踏む音して...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...風の音だけがさわさわと麥の穗を鳴らしてゐた...
林芙美子 「旅人」
...もう秋風らしいものが周囲の木の葉をさわさわ揺すぶっているのを耳にひやりと聞きながら...
堀辰雄 「恢復期」
...もう秋風らしいものが周圍の木の葉をさわさわ搖すぶつて居るのを耳にひやりと聞きながら...
堀辰雄 「恢復期」
...風の音がさわさわと深緑の感覚を呼ぶ...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...さわさわと声するをりから...
森鴎外 「うたかたの記」
...さわさわと昼の明るさのなかでそれだけは冷えた夜の風が...
山川方夫 「その一年」
...枯れた芒がさわさわと揺れたち...
山本周五郎 「薊」
...鹿の斑点に揺れる歯朶の歯のさわさわと風のように移動していく山面を見ていたり...
横光利一 「馬車」
...さわさわと大きく靡(なび)く原の蘆(あし)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...白楊(はくやう)の樹(き)がさわさわと待つてゐたよに身を揺(ゆす)る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...さわさわと乾いた音を風の中に揺り動かした...
吉川英治 「親鸞」
...ひと風さわさわとそよいだら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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