...同時に私がアガペ的に隣人に対することである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...内在的にはアガペ的に個物が個物に対することである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...「アガペー」(agap)の名を以つて呼ばれる愛がある(一)...
波多野精一 「時と永遠」
...アガペーの本質には超越性がはじめより宿つてゐる...
波多野精一 「時と永遠」
...吾々は先づ少しく立入つてアガペーの諸特徴を考察しよう...
波多野精一 「時と永遠」
...エロースの性格を全く離脱したる純粹の單獨のアガペーといふが如きものはもとより現實的には見るを得ぬ事柄であるが...
波多野精一 「時と永遠」
...主體性は自己の存在の主張であり從つて愛の共同も自己實現の地盤にのみ發育し得るといふ事態はアガペーの本質の理解を甚しく困難ならしめた...
波多野精一 「時と永遠」
...カリタス(アガペー)なのである...
波多野精一 「時と永遠」
...エロースとアガペーと間には...
波多野精一 「時と永遠」
...アガペーの第二の特徴をなすは自己抛棄...
波多野精一 「時と永遠」
...二 神聖性 創造 惠み三五アガペーの本質的特徴が以上の如くであるとすれば...
波多野精一 「時と永遠」
...アガペーにおいて共同の對手として立つ他者は可能的自己の性格を保つこと無き眞實の他者でなければならぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...眞の永遠性はアガペーにおいて又それによつてのみ達成される...
波多野精一 「時と永遠」
...之に反して成就されたるアガペーにおいては...
波多野精一 「時と永遠」
...こそアガペーであり...
波多野精一 「時と永遠」
...特殊の人の道を離れてアガペーはあり得ないのである...
波多野精一 「時と永遠」
...之に反してアガペーは他者本位であり他者を基準とする...
波多野精一 「時と永遠」
...愛は神の愛(アガペ)...
三木清 「人生論ノート」
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