例文・使い方一覧でみる「さもありなん」の意味
スポンサーリンク...絶叫せしはさもありなん... 
泉鏡花 「活人形」
...さもありなん、これぞ淑女のたしなむ処よ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...さもありなんと私はひとり淋しく首肯（しゅこう）しているのだ...
太宰治 「畜犬談」
...さもありなん、と私は、やはり淋しく首肯している...
太宰治 「畜犬談」
...さもありなんと思ふ間もなく...
辰野隆 「旧友の死」
...「さもありなん...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...さもありなん御心底もお察し申すが...
中里介山 「大菩薩峠」
...警部はさもありなんと目で追って...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ラリはさもありなんと冷静に受け止めた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...さもありなんとばかりに相好をくずしてお悦びになり...
牧野信一 「船の中の鼠」
...その程度をぬけている心持にとってさもありなんと思われ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さもありなん、です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さもありなん、ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「さもありなん」程度であって「そのものズバリ」の実在感にとどいていない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...平野地方が裏で五箇山（ごかやま）の山村が表であるのはさもありなん...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...そしてたがいに「さもありなん」という眼つきでうなずきあった...
山本周五郎 「死處」
...曹操はさもありなんという顔して...
吉川英治 「三国志」
...「……さもありなん...
吉川英治 「平の将門」
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