例文・使い方一覧でみる「さして」の意味


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...しきりに胸の勲章を指さしては何か言っているようなので...   しきりに胸の勲章を指さしては何か言っているようなのでの読み方
大杉栄 「日本脱出記」

...よく薬売があんな大きな蝙蝠傘をさして来るでしょう...   よく薬売があんな大きな蝙蝠傘をさして来るでしょうの読み方
竹久夢二 「大きな蝙蝠傘」

...「厭(いや)だい、厭だい、びっくりさして、厭だい」「そんなことで、びっくりする奴があるかい」「だって、だって、黙っててやるじゃないか、厭だい、厭だい、どうしても降りないやい」お高がまたまつわって来た...   「厭だい、厭だい、びっくりさして、厭だい」「そんなことで、びっくりする奴があるかい」「だって、だって、黙っててやるじゃないか、厭だい、厭だい、どうしても降りないやい」お高がまたまつわって来たの読み方
田中貢太郎 「春心」

...」三娘は孟に指をさしていった...   」三娘は孟に指をさしていったの読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「封三娘」

...あんたは日光見物までさしてもろて...   あんたは日光見物までさしてもろての読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...ここでは少し下り道ななだらかな傾斜なのでだんだんに暗さをます以外にはさして困難ではなかった...   ここでは少し下り道ななだらかな傾斜なのでだんだんに暗さをます以外にはさして困難ではなかったの読み方
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」

...去年の夏数寄屋橋(すきやばし)の電車停留場安全地帯に一人の西洋婦人が派手な大柄の更紗(さらさ)の服をすそ短かに着て日傘(ひがさ)をさしているのを見た...   去年の夏数寄屋橋の電車停留場安全地帯に一人の西洋婦人が派手な大柄の更紗の服をすそ短かに着て日傘をさしているのを見たの読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...燈火のさしていたガラス戸がまたたいて見えなくなっていった...   燈火のさしていたガラス戸がまたたいて見えなくなっていったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...彼の顔をあげさして...   彼の顔をあげさしての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...「青空が見える」「陽がさしてきた」船員も兵隊たちも半死半生で...   「青空が見える」「陽がさしてきた」船員も兵隊たちも半死半生での読み方
久生十蘭 「ノア」

...おどり子は大さう喜んで「では行って参ります」と北をさして出かけました...   おどり子は大さう喜んで「では行って参ります」と北をさして出かけましたの読み方
槇村浩 「おどり子の出世」

...そいで一郎に怪我をさしてはいけないと思ってね...   そいで一郎に怪我をさしてはいけないと思ってねの読み方
三好十郎 「樹氷」

...小使部屋だけ障子に明(あかり)がさしている...   小使部屋だけ障子に明がさしているの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...青い眼をギョロギョロさして私を見ると...   青い眼をギョロギョロさして私を見るとの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...六本木の停留所の灯が二人の前へさして来て...   六本木の停留所の灯が二人の前へさして来ての読み方
横光利一 「微笑」

...さして来たころです...   さして来たころですの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...おれたちのために、この人を死なせては」と、馬の背へ抱き上げ、なお何か、気丈な李応は、叫んでいたが「――ひとまず退(ひ)け」と、麓へさして、総人数、なだれて帰った...   おれたちのために、この人を死なせては」と、馬の背へ抱き上げ、なお何か、気丈な李応は、叫んでいたが「――ひとまず退け」と、麓へさして、総人数、なだれて帰ったの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...こなたへさしてくるのが見えた...   こなたへさしてくるのが見えたの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「さして」の書き方・書き順

いろんなフォントで「さして」


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航空   廻す   緩怠  

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