...一日ごとに現れ出るのなどを眺めやるたびごとに眼がくらくらしてきて...
犬田卯 「荒蕪地」
...彼はドーナウの温湯浴をやれといった――入浴ごとに湯の中に強壮薬を一壜すっかり注(つ)ぎ込んで...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...一メートルごとに立ててあるのですが...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...みごとに失格である...
太宰治 「二十世紀旗手」
...日ごとにつのる夜寒(よさむ)をしのぐことができなかった...
田山花袋 「田舎教師」
...砂漠にもみぎわにも風の作った砂波(サンドリップル)がみごとにできていたり...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...ページごとに捜していった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ことごとに突っかかっては殴りつけたり蹴飛ばしたり...
豊島与志雄 「文学以前」
...みごとに浮彫りにしているように思うのである...
中井正一 「脱出と回帰」
...目方は一週間ごとに正確に減って行った...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...日曜ごとに長六閣下と戸山(とやま)ヶ原の射場へ出かけて行って...
久生十蘭 「キャラコさん」
...事ごとに涙を絞らせる...
久生十蘭 「湖畔」
...中断後に戻ったとしてもその度ごとに異なるものだと想定され...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...昔ながらの一本気な素朴な激しさでものごとにうちかかつて行く彼女の性質に...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...顔を合せるごとに...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...図書助はみごとにたぐり込まれた...
山本周五郎 「いさましい話」
...花ごとに、盛り上り、血に燃えて、かすかに戦(わなゝ)く熱情の薔薇よ、一切を吸ひ尽す愛の唇よ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...いつも思い出すごとに...
吉川英治 「新書太閤記」
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