...ごつごつした、赤黒い岩原であったが、その上を歩いてみると、思いの外、足ざわりはわるくなかった...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...固いごつごつした石の上に横たわっている...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...そのごつごつした外形を蔽ふ何かしら間の抜けた感じが彼女の印象を一種親しみ易いものにしてゐた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...特長のあるごつごつした頭骨を露(あら)はにし...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...あのごつごつした...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...おばさんのつめたいごつごつした足におどろいたねこが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...大きくごつごつしたものから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...頭上のごつごつした岩を指差した...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ごつごつした硬い手の人はすぐテイブルにつかせましたが...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...あれはごつごつした手を持った人でないと...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...一本のごつごつした柏の木が...
宮沢賢治 「かしわばやしの夜」
...ごつごつした手でしたのに...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「破落戸の昇天」
...それはその大部分が努力だけで出来ているような著作にはどことなくごつごつした解りにくいところがあるからだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ごつごつした山壁(やまかべ)にすがりついている緑(みどり)をながめるのは...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ごつごつした躯つきで...
山本周五郎 「似而非物語」
...下はごつごつした岩地で...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...ごつごつした躯つきで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...突然秋蘭にごつごつした英語でいい始めた...
横光利一 「上海」
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