例文・使い方一覧でみる「ごくっ」の意味

...「きまりきった挨拶はやめ」と云って島さんはごくっとおじぎをした...
山本周五郎「季節のない街」

...悠二郎はごくっと喉（のど）が鳴り... 悠二郎はごくっと喉が鳴りの読み方
山本周五郎「桑の木物語」

...ごくっと唾をのみ... ごくっと唾をのみの読み方
山本周五郎「寒橋」

...寒笑はごくっと唾をのみ... 寒笑はごくっと唾をのみの読み方
山本周五郎「新潮記」

...それからごくっと唾をのみ... それからごくっと唾をのみの読み方
山本周五郎「百足ちがい」

...おれにはおれで思案がある」若者はごくっと唾をのんだ... おれにはおれで思案がある」若者はごくっと唾をのんだの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...ごくっと唾をのみながら俯向（うつむ）いた... ごくっと唾をのみながら俯向いたの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...そして、膝の上で両手の指を動かしながら、ごくっと頷いた... そして、膝の上で両手の指を動かしながら、ごくっと頷いたの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...新八はごくっと唾（つば）をのみ... 新八はごくっと唾をのみの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...喉（のど）でごくっと音をさせた... 喉でごくっと音をさせたの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...そんなことは」来太の喉（のど）がごくっと鳴った... そんなことは」来太の喉がごくっと鳴ったの読み方
山本周五郎「山彦乙女」

...……悪かった」楊雄は、ごくっと、乾いた口に、息を呑んだ... ……悪かった」楊雄は、ごくっと、乾いた口に、息を呑んだの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...「水を注ぎました」「…………」黙って、ごくっ、ごくっ、と飲みほしている...
吉川英治「松のや露八」

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