...ああ云ふ店でけちな放蕩心を満足させてゐるサラリーマンの人気を得てゐる...
武田麟太郎 「現代詩」
...自身のその様な中途半端な放蕩心を蔽うためにミソもクソも一緒にした「永続性」の必要と言う言葉を使っている...
三好十郎 「俳優への手紙」
...そうして早くも火のように呼吸を荒くするさまを見るといかほど強烈に燃えている遊蕩心もかき消え...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...妻と一緒にゐると放蕩心が起つたときに感じる自責の心も...
横光利一 「悲しみの代價」
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