例文・使い方一覧でみる「ごく」の意味


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...はなはだ残念しごくといわなければならないと思うのであります...   はなはだ残念しごくといわなければならないと思うのでありますの読み方
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」

...調子面白い喇叭(ラツパ)の音を澄んだ山国(さんごく)の空気に響かせて...   調子面白い喇叭の音を澄んだ山国の空気に響かせての読み方
石川啄木 「赤痢」

...行乞して、たま/\出征兵士を乗せた汽車が通過するのに行き合せた、私も日本人の一人として、人々と共に真実こめて見送つた、旗がうごく、万歳々々々々の声――私は覚えず涙にむせんだ、私にもまだ/\涙があるのだ!同宿の猿まはし君は愉快な男だ、老いた方は酒好きの、剽軽な苦労人だ、若い方は短気で几帳面で、唄好だ、長州人の、そして水平社的な性質の持主である、後者は昨夜も隣室の夫婦を奴(マヽ)鳴りつけてゐた、おぢいさんがおばあさんの蒲団をあげたのがいけないといふのだ、そして今夜はたまたま同宿の若いルンペンをいろ/\世話して、鬚を剃つてやつたり、或る世間師に紹介したりしてやつてゐる...   行乞して、たま/\出征兵士を乗せた汽車が通過するのに行き合せた、私も日本人の一人として、人々と共に真実こめて見送つた、旗がうごく、万歳々々々々の声――私は覚えず涙にむせんだ、私にもまだ/\涙があるのだ!同宿の猿まはし君は愉快な男だ、老いた方は酒好きの、剽軽な苦労人だ、若い方は短気で几帳面で、唄好だ、長州人の、そして水平社的な性質の持主である、後者は昨夜も隣室の夫婦を奴鳴りつけてゐた、おぢいさんがおばあさんの蒲団をあげたのがいけないといふのだ、そして今夜はたまたま同宿の若いルンペンをいろ/\世話して、鬚を剃つてやつたり、或る世間師に紹介したりしてやつてゐるの読み方
種田山頭火 「行乞記」

...要点だけをごく手短かに叙べねばならぬ...   要点だけをごく手短かに叙べねばならぬの読み方
戸坂潤 「技術と科学との概念」

...しかしごく強い多少不安な好き方だった...   しかしごく強い多少不安な好き方だったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...それもごく稀にだが...   それもごく稀にだがの読み方
豊島与志雄 「渡舟場」

...おれたちの仲間でも至極(しごく)出来のいい方だ」こういって道庵は...   おれたちの仲間でも至極出来のいい方だ」こういって道庵はの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...しかし、この野郎の兇状持ちは今に始まったことでない、海道という海道を食い詰めている金箔附きなので、いまさら、無宿を鼻にかけてみたってはじまらないのであるが、ごく最近に於て、このコースで生新しい負傷をしている、指のことは問題外としても、草津の宿で、轟(とどろき)の源松(げんまつ)という腕利(うでき)きの岡っ引に少々胆(きも)を冷やされているところがある...   しかし、この野郎の兇状持ちは今に始まったことでない、海道という海道を食い詰めている金箔附きなので、いまさら、無宿を鼻にかけてみたってはじまらないのであるが、ごく最近に於て、このコースで生新しい負傷をしている、指のことは問題外としても、草津の宿で、轟の源松という腕利きの岡っ引に少々胆を冷やされているところがあるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...そんなサンスクリットで書いた論文のように極(ごく)少数の人にしか分らないものは...   そんなサンスクリットで書いた論文のように極少数の人にしか分らないものはの読み方
中谷宇吉郎 「科学と文化」

...ごく平凡な事のようだが...   ごく平凡な事のようだがの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」

...ごく慇懃な挨拶を受けた...   ごく慇懃な挨拶を受けたの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」

...日本では自動車をやれる女のひとさえごくまだ尠(すくな)いから...   日本では自動車をやれる女のひとさえごくまだ尠いからの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...「これは学問です、孔子さまという聖人のおしえなのです、有難い、ごくまじめな、尊い学問です」そうして滔々(とうとう)となにか饒舌(しゃべ)りだした...   「これは学問です、孔子さまという聖人のおしえなのです、有難い、ごくまじめな、尊い学問です」そうして滔々となにか饒舌りだしたの読み方
山本周五郎 「桑の木物語」

...その男はごく低い声で囁きながら...   その男はごく低い声で囁きながらの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...ごく短く「いやん」というんだ...   ごく短く「いやん」というんだの読み方
山本周五郎 「陽気な客」

...うごく者はうごいていようが」「が...   うごく者はうごいていようが」「がの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...いつ敵から火ぶたを切るか、味方がうごくか、寸前がわからない...   いつ敵から火ぶたを切るか、味方がうごくか、寸前がわからないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...柳生流の極意(ごくい)は死物となるのだ」久しぶりに十兵衛は...   柳生流の極意は死物となるのだ」久しぶりに十兵衛はの読み方
吉川英治 「柳生月影抄」

「ごく」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ごく」

「ごく」の英語の意味


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