例文・使い方一覧でみる「ことわり」の意味
スポンサーリンク...「ことわりか」と... 
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...おことわりするのだぞ...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...」こう言ってことわりました...
鈴木三重吉 「黄金鳥」
...あいかたを変えることはおことわりしているのです...
高見順 「いやな感じ」
...訝（いぶか）しげに見やり給ふぞ理（ことわり）なる...
高山樗牛 「瀧口入道」
...多少の興味を持ってくれる読者諸君におことわりしなければならないが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...また一昨々年まで必ず木之助の門附けを辞らなかった或（あ）るしもた家（や）には、木之助があけようとして手をかけた入口の格子（こうし）硝子に「諸芸人、物貰（ものもら）い、押売り、強請（ゆすり）、一切おことわり、警察電話一五〇番」と書いた判紙（はんし）が貼（は）ってあった...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...断然おことわりします...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...ことわりの返事がきたって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...げに恋する人の我れに聞かすなと言ひけんも道理（ことわり）ぞかし...
樋口一葉 「すゞろごと」
...おことわりして置かなければなりません...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...いや、ちがう、科学だって兄さんの言っているような科学はホントは科学でも何でもないんだ！ 合理的合理的と兄さんは言うが――房代 （その二つの声は耳に入らないので、すこしも影響されないで）ですから、おことわりよ...
三好十郎 「冒した者」
...何のことわりがきもなしに載せてある説は...
森鴎外 「あそび」
...許したまへ」とことわりて...
森鴎外 「うたかたの記」
...今の新聞などに見ゆるものなりとことわりたること是なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...そのおことわり申さないには...
モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 「辻馬車」
...満月と自分の身体（からだ）に万一の事がないうちにと仰言るような仔細（ことわり）で...
夢野久作 「名娼満月」
...ことわりのあった者じゃ...
吉川英治 「平の将門」
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