...何か滑稽(こっけい)なことがあれば...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...こっけいだろうと思ってたが...
芥川龍之介 「水の三日」
...僕と云うものは随分滑稽(こっけい)に見えたでしょうね」「けれども僕も...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...滑稽(こっけい)なくらいだ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...滑稽(こっけい)を感じると同時に...
寺田寅彦 「柿の種」
...新人らの弱い滑稽(こっけい)な一面を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分の滑稽(こっけい)なことがわかっていたから...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――(彼は自分が同感をもち得る人々のことを多少滑稽(こっけい)だと思いたがっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...相手の滑稽(こっけい)な純朴(じゅんぼく)さに気が折れてしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...他の迷惑となるほどの明敏さで事物人物の滑稽(こっけい)な点を見抜き...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...悠々としている顔が滑稽(こっけい)にすら見えた...
中谷宇吉郎 「由布院行」
...忽(たちま)ち一種の滑稽(こっけい)を感じた...
夏目漱石 「それから」
...現代的滑稽(こっけい)の標本だと思った...
夏目漱石 「それから」
...どうせ先へ寄って好(い)い事あないはずだあね」健三の耳にはこの話がただの滑稽(こっけい)としては聞こえなかった...
夏目漱石 「道草」
...そんな剣呑(けんのん)な思いまでして借りる必要もあるまいからね」健三は苦々しいうちにも滑稽(こっけい)を感じた...
夏目漱石 「道草」
...せっかく出来上った滑稽(こっけい)な後姿(うしろすがた)も...
夏目漱石 「明暗」
...とても滑稽(こっけい)で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...とてもその恰好(かっこう)が滑稽(こっけい)だったので...
夢野久作 「難船小僧」
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