...滑稽(こっけい)であり...
石川啄木 「性急な思想」
...気の毒にも滑稽(こっけい)であった...
海野十三 「電気看板の神経」
...わが身の上におこるまじめながらの滑稽(こっけい)を知らないならば...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...俳諧を滑稽(こっけい)駄洒落(だじゃれ)の域より救い上げて...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...全く滑稽(こっけい)な幼い遊戯であります...
太宰治 「風の便り」
...それが滑稽(こっけい)小説...
太宰治 「鉄面皮」
...はずかしめられた良人という滑稽(こっけい)な役割を演じたり...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...その滑稽(こっけい)な点をも無慈悲にえぐり出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...横柄な滑稽(こっけい)なことだと考えられた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その作品の滑稽(こっけい)な点や音楽のある誤謬(ごびゅう)をさえ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...金のある結婚にたいするクリストフの不当なやや滑稽(こっけい)な疑懼(ぎく)には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...事態の滑稽(こっけい)さに心ひかれて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...滑稽(こっけい)でまた人の心を打つ人物です...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...嫌(いや)な滑稽(こっけい)な姿で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そういう風潮は数人の滑稽(こっけい)な熱情から来たものではなくて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今考えると実に滑稽(こっけい)なんですがね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...知らない人としてつきあっていなきゃならんとしたらずいぶん滑稽(こっけい)なもんだろうね」「僕は」七十六号が答えた...
平林初之輔 「鉄の規律」
...また滑稽(こっけい)でもあったろうけれども...
柳田国男 「海上の道」
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