...その間に都下の新聞はこぞって...
海野十三 「四次元漂流」
...全家こぞって神輿(しんよ)をかついで村中を駆けまわったなどという例もある...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...町民がこぞって醵金に応じ...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...家族こぞって行くということも...
徳田秋声 「挿話」
...支那現地の人々がこぞって憤慨しているものに...
豊島与志雄 「中支生活者」
...全市こぞって盛典として執行されたおり...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...江戸八百八町がこぞってどっと両国へ押しだす...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...従って私の郷里も全村こぞって自由党員であり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...」村人はこぞって追風の立つ日を待った...
室生犀星 「野に臥す者」
...あらゆる条件をこぞって...
山本周五郎 「新潮記」
...衆口こぞって云った...
吉川英治 「三国志」
...各地の諸侯もこぞって参戦しましょう」「そうだ...
吉川英治 「三国志」
...もし、師(し)の身にまちがいがあってはと控(ひか)え場(ば)の幕(まく)を空(から)にして、こぞって、そこへ飛んできた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...こぞって前へ進め」中軍の勝頼は...
吉川英治 「新書太閤記」
...八新しい力が興(おこ)ろうとする時には必ず古いものの力がこぞってそれを誹謗(ひぼう)してくる...
吉川英治 「親鸞」
...人々はこぞって出迎えに出ていた...
吉川英治 「親鸞」
...長州屋敷の者は、こぞって、鳥羽の戦に打って出たというから、あの砲弾の下(もと)に、弟はいるにちがいない...
吉川英治 「松のや露八」
...こぞってシンデレラをよびました...
アンドルー・ラング再話 Andrew Lang 大久保ゆう訳 「シンデレラ」
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