...ここんとこできみは一万円の紙幣束(さつたば)を掴(つか)んでいるはずだった」「そういえば...
海野十三 「幸運の黒子」
...お前さんがたのここんところは...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...縁があると見えますよ……ここんとこでちょっとお断りしときますがね……いまも申上げた通り...
大阪圭吉 「あやつり裁判」
...それから横っちょのここんところは残しとくんですよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「小波瀾」
...ここんとこで思い返していると...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここんとこを一つ...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...ここんとこまで昇ったら...
三好十郎 「冒した者」
...でも胸のここんとこが痛い...
三好十郎 「樹氷」
...ホッ、プップッ、おおけむいや! フウ!(といったのは、俊子が貴島や治子にお茶を入れようとして、よく見えない目で室の隅のシチリンに、紙くずや木の枝などを入れて、火をつけたのが、ひどくいぶって来る、その煙にむせたのである)どうも、まるで、こいつはタヌキかムジナの穴だあ! ヘッヘヘ、ホウ! ね、そうだろう、エスさま? あんだけの兵隊が、おれたちのために死んだんだぜ? え? そいで、残ったおれたちが、おれたちだけが、無事ソクサイで過ぎて行くとあっちゃ、あんまり片手落ちじゃありませんかい? 虫がよすぎるよ、ねえ! フウ! だからさ、だから、ここんとこ、五年十年、日本人は、鬼になってもジャになっても、とにもかくにも、生き抜いて行けるかどうか、善いも悪いもヘッタクレもねえや、やってみなきゃならねえんだ! ほかの事あ、その後で聞こうじゃねえか! ねえ、エスさん!(もうもうとした煙にむせながら、貴島のおしゃべりは、まだやみそうでない)10貴島のおしゃべりにダブって、三、四人の人が斉唱するサンビ歌の声...
三好十郎 「その人を知らず」
...ここんとこなんぞ――(いいながら...
三好十郎 「胎内」
...……そうだ、ここんとこに、大きな岩の頭が出ていて……(壁の一ヵ所を見ている)……八月十五日の朝も……(頭がいっぱいになって、言葉がとぎれてしまっている)……花岡 だけど、あれからもう二年もたってしまっているんだぜ...
三好十郎 「胎内」
...この順々に配給が悪くなって来ているから――せい ここんとこ押せ押せに...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...「ここんとこずっとしけてたでしょ」とおせいちゃんは続けた...
山本周五郎 「青べか物語」
...胃袋がここんとこまで」彼は自分の喉(のど)を指さした...
山本周五郎 「季節のない街」
...あの人の歯のここんとこに」「知ってるよ...
山本周五郎 「さぶ」
...実はここんところばかに仕事に追われてるんで...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...お喜乃の方は」「どうとは?」「ここんところで...
吉川英治 「治郎吉格子」
...ここんとこ街の灯も見ておりませんやね」「そうだろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
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