例文・使い方一覧でみる「ここかしこ」の意味


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...今ごろになってようやく床を離れたらしい男女の客がしどけないふうをして廊下のここかしこで葉子とすれ違った...   今ごろになってようやく床を離れたらしい男女の客がしどけないふうをして廊下のここかしこで葉子とすれ違ったの読み方
有島武郎 「或る女」

...力ある弧状を描いて走るその電光のここかしこに本流から分岐して大樹の枝のように目的点に星馳(せいち)する支流を見ることがあるだろう...   力ある弧状を描いて走るその電光のここかしこに本流から分岐して大樹の枝のように目的点に星馳する支流を見ることがあるだろうの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...ここかしこに散在していた...   ここかしこに散在していたの読み方
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」

...ここかしこ日は照ってはいましょう...   ここかしこ日は照ってはいましょうの読み方
太宰治 「虚構の春」

...などと言いつつ桜の花びらの吹溜りのここかしこに手をつっこみ...   などと言いつつ桜の花びらの吹溜りのここかしこに手をつっこみの読み方
太宰治 「花吹雪」

...猫の脚あとが此処彼処(ここかしこ)に点々とする...   猫の脚あとが此処彼処に点々とするの読み方
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」

...「われは此処彼処(ここかしこ)にさまよう落葉(おちば)」といったのはやはり詩人の Jeux d'esprit(心の遊戯)であったのだ...   「われは此処彼処にさまよう落葉」といったのはやはり詩人の Jeux d'espritであったのだの読み方
永井荷風 「夏の町」

...ここかしこから手の届く幾茎(いくくき)の草花を折って来た...   ここかしこから手の届く幾茎の草花を折って来たの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...ここかしこに歯朶(しだ)の茂りが平かな面を破って幽情を添えるばかりだ...   ここかしこに歯朶の茂りが平かな面を破って幽情を添えるばかりだの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...ここかしこさだめなく...   ここかしこさだめなくの読み方
西尾正 「放浪作家の冒険」

...此処彼処(ここかしこ)に往々急峻なる地隙...   此処彼処に往々急峻なる地隙の読み方
新渡戸稲造 「武士道の山」

...鼠が「苦痛に堪へ兼ねここかしこ...   鼠が「苦痛に堪へ兼ねここかしこの読み方
牧野信一 「僕の運動」

...ただここかしこに意味ありげな赤い火の光が見えるばかりだ...   ただここかしこに意味ありげな赤い火の光が見えるばかりだの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...そしてここかしこ...   そしてここかしこの読み方
吉川英治 「三国志」

...ここかしこである...   ここかしこであるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そのあたりには、ここかしこ、丸太組みの塔が林立していた...   そのあたりには、ここかしこ、丸太組みの塔が林立していたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...若葉の夕闇に、ここかしこ、陣屋の炊煙(すいえん)が上がっていた...   若葉の夕闇に、ここかしこ、陣屋の炊煙が上がっていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...早くもここかしこにまたたいている...   早くもここかしこにまたたいているの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「ここかしこ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ここかしこ」

「ここかしこ」の英語の意味


ランダム例文:
咎め立て   まともに見られない   吾妻川  

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