...大きな鯉幟(こいのぼり)のあるのが見えた...
芥川龍之介 「上海游記」
...鯉幟(こいのぼり)の翻る青葉の空に流れたなびくような気がしたものである...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...村々には鯉幟(こいのぼり)がなびいている...
中里介山 「山道」
...三それから半月経ったある日江戸の街々の甍(いらか)の上に泳いだ鯉幟(こいのぼり)が影を潜めると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...中ぐらいな鯉幟(こいのぼり)を半分ほどおろした下...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...武蔵の産物としては騎西(きさい)や加須(かぞ)の鯉幟(こいのぼり)もその一つに挙げるべきでありましょう...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...在(ざい)には鯉幟(こいのぼり)を作る村があって一時栄えましたが今は衰えました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ダラリと垂れた鯉幟(こいのぼり)の姿が...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
便利!手書き漢字入力検索