例文・使い方一覧でみる「げな」の意味

...目をぱちくりやって見あげながら... 目をぱちくりやって見あげながらの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「雪の女王」

...所々危うげなる所なきにあらず... 所々危うげなる所なきにあらずの読み方
石川啄木「閑天地」

...頭をさげなければならないだろう... 頭をさげなければならないだろうの読み方
海野十三「三十年後の世界」

...犬は疑わしげな眼をして... 犬は疑わしげな眼をしての読み方
高見順「いやな感じ」

...興昧ありげな色が浮んでゐた... 興昧ありげな色が浮んでゐたの読み方
田畑修一郎「医師高間房一氏」

...」倉光さんは親しげな口を利き... 」倉光さんは親しげな口を利きの読み方
豊島与志雄「男ぎらい」

...おれたちは逃げなければいけない... おれたちは逃げなければいけないの読み方
アネッテ・フォン・ドロステ＝ヒュルスホフ　Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳「ユダヤ人のブナの木」

...頭さえ下げなかった... 頭さえ下げなかったの読み方
直木三十五「南国太平記」

...」と金切声をあげながら... 」と金切声をあげながらの読み方
中原中也「良子」

...申上げない方がいいでしょうが」徳松は自分の言い過ぎに気が付いたらしく...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...ばかであることの証明である」賢（さか）しげな現代人が自分を許すために用いる... ばかであることの証明である」賢しげな現代人が自分を許すために用いるの読み方
原口統三「二十歳のエチュード」

...さりげない様子でお堂の右ひだりを眺めると... さりげない様子でお堂の右ひだりを眺めるとの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...給金（きゅうきん）なしの下男（げなん）下女（げじょ）に使うのだ... 給金なしの下男下女に使うのだの読み方
マロ　Malot 楠山正雄訳「家なき子」

...王様のまわりにいる・武装した・髯面の・たくましげな・大勢の・大男たちが（これは近衛のスイス兵のことを言っているらしい）...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...そうやってそれを我々におゆるしになった者に対してふさわしい感謝を捧げなければならないのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...誰かが側についていてあげなければいけない... 誰かが側についていてあげなければいけないの読み方
山本周五郎「さぶ」

...やがてまたしずかに仏壇を見あげながら... やがてまたしずかに仏壇を見あげながらの読み方
山本周五郎「日本婦道記」

...片手で寝乱れた髪を撫で上げながらも... 片手で寝乱れた髪を撫で上げながらもの読み方
夢野久作「白菊」

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