...それもけっこうだ...
芥川龍之介 「日光小品」
...のんきらしく結構(けっこう)に思(おも)われますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...なんというけっこうなお着物でございましょう!」――「みなのものが...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「はだかの王さま」
...」「けっこうです...
太宰治 「惜別」
...*ベリョーフだとかジーズドラだとかいった田舎町でけっこう退屈もせずに住みついている連中までが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」
...それでもけっこうおもしろいらしく...
壺井栄 「二十四の瞳」
...理性はけっこうなものに相違ない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...お松がそばにいてあしらってくれればけっこう話の用には立つ...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかしうどんを食べると停学になるようなひどいスパルタ式教育を受けても、生徒はけっこう、自分の才能を生かしていくものである...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...「けっこうなことに存じます」「主事――おぬしは?」と彼は名ざした...
本庄陸男 「石狩川」
...「しかもけっこうなお天気さまで――」と...
本庄陸男 「石狩川」
...「わたしもルミをここへ止めておくことはたいへんけっこうだと思うけれど」とミリガン夫人(ふじん)は答えた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...とがめてくださることもけっこうです...
三好十郎 「アメリカ人に問う」
...非常にけっこうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたしの霊魂はこんな所有権だけでけっこう満足しているのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...先夜の講演を聴いたのみです」「それでもけっこう...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...貴邸へ伺うてはいかがであろうか」「お待ちする」「今宵にでも」「けっこうです...
吉川英治 「私本太平記」
...どうでしょうか」「けっこうです...
吉川英治 「新・水滸伝」
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