...当時にあってこの二篇の価値を承認したものは真に寥々(りょうりょう)晨星(しんせい)であった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...◯次の第七節に言う「かの時には晨星(あけのほし)あいともに歌い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...これはまた類なき合唱歓呼――晨星(あけのほし)声を揃えて歌い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...七節には「かの時には晨星(あけのほし)相共に歌い...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...古来邦画家は先人の画風を追従するにとどまって新機軸を出す人は誠に寥々(りょうりょう)たる晨星(しんせい)のごときものがあった...
寺田寅彦 「知と疑い」
...地獄白首のことを書きたるものに至つては晨星寥々(しんせいりょうりょう)たるの感あるは何ぞや...
永井荷風 「桑中喜語」
...とにかく日本で晨星もただならざるほど少ない菌学者の一人を喪ったことはまことに遺憾の至りである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...晨星寥々(しんせいりょうりょう)さ...
森鴎外 「鼠坂」
...即ち晨星(しんせい)も啻(たゞ)ならじ...
山路愛山 「英雄論」
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