...大きい駆逐艦の上へたすけあげてくれました...
海野十三 「電気鳩」
...銭湯へ出掛けようとして店の縄暖簾(なわのれん)を分けあげた時に...
大阪圭吉 「三狂人」
...お其は大溝(おおどぶ)におちて泣き叫んでいたのをあたしの父が助けあげて...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...蹴揚(けあげ)の泥を厭(いと)い厭い...
二葉亭四迷 「平凡」
...失神状態で絞首台に助けあげられた...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...顏だけあげると兩手を石段についてからだを起し...
室生犀星 「はるあはれ」
...揚茶店(けあげちやや)に休す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一例だけあげれば鬼役三人の毒死だ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ここはわけて底冷えするという蹴上(けあげ)の盆地(ぼんち)にある南禅寺の一房を出て...
吉川英治 「黒田如水」
...蹴上(けあげ)には...
吉川英治 「私本太平記」
...蹴上(けあげ)をくだって...
吉川英治 「私本太平記」
...水から助けあげたふたりの少年をつれてあがってきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...蹴上(けあげ)までかかると...
吉川英治 「新書太閤記」
...蹴上(けあげ)へさして...
吉川英治 「平の将門」
...道も同じ六波羅の大路から粟田口――蹴上(けあげ)...
吉川英治 「源頼朝」
...蹴上(けあげ)の坂に立った時...
吉川英治 「源頼朝」
...蹴上(けあげ)から三条口の目まぐるしい年の瀬の雑鬧(ざっとう)へ入ってゆくと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...蹴上(けあげ)の辺りに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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