...くねくねした九十九折(つづらおり)をあちらへ繞(めぐ)り...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...身のこなしは女のようにくねくねしていても...
高見順 「いやな感じ」
...やはりわざと筆蹟を崩した尾の長いくねくねした字で...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...真白な野づらをくねくねした帯をなして...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...体も四肢もへんにくねくねして...
豊島与志雄 「囚われ人」
...くねくねした忌(いま)わしいものがどっさり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...木々はでかく、堂々としているが、微風に揺れ動くかのようにふわふわ、くねくねして、巨大植物の幹(みき)は太いけれども、地上のように直立しておらず、どうやら海水に浮いているようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...藤堂さんの森をめぐるくねくねした小路は...
宮本百合子 「からたち」
...銀蛇のようにくねくねした流れ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索