例文・使い方一覧でみる「くすんだ」の意味


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...可成(なるべく)くすんだ顔を人に見せまいと思つて...   可成くすんだ顔を人に見せまいと思つての読み方
石川啄木 「菊池君」

...かぼちゃにもじゃもじゃ毛をはやしたような目の美しくすんだ男――犬山画伯だった...   かぼちゃにもじゃもじゃ毛をはやしたような目の美しくすんだ男――犬山画伯だったの読み方
海野十三 「一坪館」

...周囲のくすんだ渋い...   周囲のくすんだ渋いの読み方
高村光太郎 「木彫ウソを作った時」

...くすんだ色で塗った安物の花瓶が...   くすんだ色で塗った安物の花瓶がの読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」

...ことごとく言うに言われぬ美しくくすんだいい色彩を示しています...   ことごとく言うに言われぬ美しくくすんだいい色彩を示していますの読み方
寺田寅彦 「先生への通信」

...みるみるうちに中身はくすんだマホガニー色を呈し...   みるみるうちに中身はくすんだマホガニー色を呈しの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」

...くすんだ万筋の前を合して...   くすんだ万筋の前を合しての読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...その代りにくすんだ更紗形(さらさがた)を置いた布(きれ)がいっぱいに被(かぶ)さっていた...   その代りにくすんだ更紗形を置いた布がいっぱいに被さっていたの読み方
夏目漱石 「ケーベル先生」

...くすんだ茄子紺の縫紋の羽織を着てゐた...   くすんだ茄子紺の縫紋の羽織を着てゐたの読み方
林芙美子 「夜福」

...思いのほか軽くすんだが...   思いのほか軽くすんだがの読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...その背景にはくすんだ青色の丘が並んでいる...   その背景にはくすんだ青色の丘が並んでいるの読み方
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」

...壁のくすんだ掛毛氈(かけもうせん)...   壁のくすんだ掛毛氈の読み方
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」

...いくぶんくすんだやうな情熱と強い意志をさへ感じさせる...   いくぶんくすんだやうな情熱と強い意志をさへ感じさせるの読み方
堀辰雄 「おもかげ」

...いろいろに工夫して少しくすんだ赤とか...   いろいろに工夫して少しくすんだ赤とかの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...くすんだのもみんな...   くすんだのもみんなの読み方
室生犀星 「生涯の垣根」

...緑(みどり)の褪(さ)めた、砂と塵挨(ごみ)だらけの、水気(みづけ)のない、いぢけた、倭(ひく)い椰子の木立、木伊乃(みいら)にした、動(うご)かない天狗猿、死(し)んだ、みすぼらしい、ちつぽけな鰐、くすんだ、黄土(わうど)とCHOCOLAT(シヨコラア)の色をした廉物(やすもの)の、摸造の爪哇(ジヤワ)更紗、まだ一度も生血(いきち)を嘗めず、魂(たましひ)の入らぬ、ひよろ長い毒矢(どくや)の数々(かず/″\)……え? これが大正博覧会の南洋館?最初の二つの室(しつ)を観て歩いて、おれは思はずおれの子供等に言つた、「こんなぢやない! こんなぢやない! 南洋は!」そして、おれは新嘉坡を想ひ出した...   緑の褪めた、砂と塵挨だらけの、水気のない、いぢけた、倭い椰子の木立、木伊乃にした、動かない天狗猿、死んだ、みすぼらしい、ちつぽけな鰐、くすんだ、黄土とCHOCOLATの色をした廉物の、摸造の爪哇更紗、まだ一度も生血を嘗めず、魂の入らぬ、ひよろ長い毒矢の数々……え? これが大正博覧会の南洋館?最初の二つの室を観て歩いて、おれは思はずおれの子供等に言つた、「こんなぢやない! こんなぢやない! 南洋は!」そして、おれは新嘉坡を想ひ出したの読み方
與謝野寛 「南洋館」

...狛笛(こまぶえ)の音(ね)が高くすんだ...   狛笛の音が高くすんだの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...杉本家の被害はかろくすんだらしいが...   杉本家の被害はかろくすんだらしいがの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

「くすんだ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「くすんだ」

「くすんだ」の英語の意味


ランダム例文:
余りて   アテナ   神泉苑  

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