...彼もいっしょにくぐり戸をくぐった...
梅崎春生 「狂い凧」
...栄介は店の横のくぐり戸を入り...
梅崎春生 「狂い凧」
...死んだつもりになってくぐり戸へ近づいた...
海野十三 「骸骨館」
...脱兎(だっと)のようにくぐり戸の外へとび出した...
海野十三 「骸骨館」
...くぐり戸を開くと...
海野十三 「四次元漂流」
...裏庭のへいのくぐり戸の錠をはずしておいて...
江戸川乱歩 「影男」
...くぐり戸ががらりとあいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...裏の小さなくぐり戸から出這入(ではい)りしていた...
堀辰雄 「幼年時代」
...少しビックリした段六がくぐり戸を押えたまま不安そうな眼でお妙を見る...
三好十郎 「斬られの仙太」
...(乙は皆に一礼して再びくぐり戸の方へ行き消える...
三好十郎 「斬られの仙太」
...くぐり戸の閂をはずす)……段六さん?段六 へい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...内側のくぐり戸に外からドシンと物が当ってパッと開き...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...逃げて! (と言いざま第一の塀と第二の塀の間で倒れたらしい音)甚伍 よしっ!(叫んでくぐり戸を外へ出て行く)兵藤 こら甚伍左! 待て...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...甚伍左!(と縁側を飛降りてくぐり戸から外へ走り出て行く)吉村 (ジリッと平正眼に構えながら)それでは...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...タタッとくぐり戸から走り戻って来る甚伍左...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...それまで外からくぐり戸に寄りかかってでも居たのか...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...からりとくぐり戸を開けて酒を買いにきた女が...
柳田国男 「山の人生」
...すぐ中からくぐり戸があいた...
山本周五郎 「おれの女房」
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