例文・使い方一覧でみる「き損」の意味


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...被害民(ひがいみん)の努力(どりよく)次第(しだい)によつては大部分(だいぶぶん)免(まぬか)れ得(う)られるべき損失(そんしつ)であつた...   被害民の努力次第によつては大部分免れ得られるべき損失であつたの読み方
今村明恒 「地震の話」

...嫁に行き損なつてしまひますよ...   嫁に行き損なつてしまひますよの読み方
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」

...兄の書き損じた原稿用紙の隅へ...   兄の書き損じた原稿用紙の隅への読み方
太宰治 「思ひ出」

...たまたま私が注意を外(そ)らしていたために聞くべき音を聞き損(そこな)ったのであろう...   たまたま私が注意を外らしていたために聞くべき音を聞き損ったのであろうの読み方
谷崎潤一郎 「鍵」

...いったん鳴き損(そこ)ねた咽喉(のど)は容易に開(あ)けぬ...   いったん鳴き損ねた咽喉は容易に開けぬの読み方
夏目漱石 「草枕」

...小野さんはみごとに鳴き損(そこ)ねた...   小野さんはみごとに鳴き損ねたの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...云わばでき損(そこな)いの小説めいた事がだいぶある...   云わばでき損いの小説めいた事がだいぶあるの読み方
夏目漱石 「坑夫」

...ここん所(とこ)は書き損いの字を削(けず)る場所で...   ここん所は書き損いの字を削る場所での読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...プラトーの花も咲き損い...   プラトーの花も咲き損いの読み方
新渡戸稲造 「ソクラテス」

...銭形の親分はさすがに眼が高(たけ)え」書き損ねの達磨(だるま)のような髯面(ひげづら)を歪(ゆが)めて...   銭形の親分はさすがに眼が高え」書き損ねの達磨のような髯面を歪めての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...客は食ひつき損った...   客は食ひつき損ったの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...こゝで泣かしてやらうと、たくらみすぎたか、泣き損ひ、泣かせ損ふ...   こゝで泣かしてやらうと、たくらみすぎたか、泣き損ひ、泣かせ損ふの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...此の如き損傷を来したるを見れば...   此の如き損傷を来したるを見ればの読み方
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」

...つまり行き損ふといふことなんだからね...   つまり行き損ふといふことなんだからねの読み方
牧野信一 「秋晴れの日」

...大分混んで来たやうですから聞き損はないやうになさいよ...   大分混んで来たやうですから聞き損はないやうになさいよの読み方
牧野信一 「毒気」

...疲れたり、書き損つたり、かと云つて、変にガツチリとしたものでもなく、斯ういふ作家は、おそらく追々とすゝんで、案外文学でない読者に、多くの友を見出すだらうといふ気が致します...   疲れたり、書き損つたり、かと云つて、変にガツチリとしたものでもなく、斯ういふ作家は、おそらく追々とすゝんで、案外文学でない読者に、多くの友を見出すだらうといふ気が致しますの読み方
牧野信一 「浪曼的月評」

...籤を引き損こなったね」老人は私の傍へ腰を下した...   籤を引き損こなったね」老人は私の傍へ腰を下したの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...書き損じの原稿は成稿した枚数よりもたくさんあって...   書き損じの原稿は成稿した枚数よりもたくさんあっての読み方
室生犀星 「芥川の原稿」

「き損」の書き方・書き順

いろんなフォントで「き損」

「き損」の英語の意味


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