...今度はきりきり舞いしながら...
梅崎春生 「狂い凧」
...こま鼠(ねずみ)のようにきりきり舞いをしていたが...
海野十三 「共軛回転弾」
...きりきり舞いをするので人はちょっとのあいだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...きりきり舞いした揚句(あげく)の果には...
太宰治 「乞食学生」
...きりきり舞いをしたのである...
太宰治 「善蔵を思う」
...たちまち私はきりきり舞いをはじめて...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...ことごとくぎこちなく視線のやりば首の位置すべてに困(こう)じ果てきりきり舞いをはじめるような...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...きりきり舞いをしたくなります...
太宰治 「人間失格」
...尻(しり)に膠着(こうちゃく)したのを取ろうとしてきりきり舞いをするあたりなど実におもしろい...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...成吉思汗(ジンギスカン)(汪克児(オングル)がきりきり舞いをすればするほど...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...きれた尾がきりきり舞いながらこまかい砂を動かして...
室生犀星 「とかげ」
...切られた尾はこれも一疋の虫のようにきりきり舞いしているのが...
室生犀星 「とかげ」
...泳ごうとしながらきりきり舞いをし...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...きりきり舞いをさせたあげく...
山本周五郎 「季節のない街」
...屁十はきりきり舞いをし...
山本周五郎 「風流太平記」
...その体は独楽(こま)のようにきりきり舞いをしながら...
山本周五郎 「松林蝙也」
...次第にきりきり舞い上る透明な戦慄に打たれながら...
横光利一 「上海」
...きりきり舞いして出て行ったから...
吉川英治 「新・水滸伝」
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