...然し病室はからっぽで...
有島武郎 「小さき者へ」
...からっぽなのである...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...箱の中がからっぽになっていたことです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...からっぽの部屋もある...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...中はからっぽだったのです...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...からっぽになっていることをです」「エ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...頭の中がスーッとからっぽになって...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...その寝室はからっぽでした...
江戸川乱歩 「大金塊」
...このまま牢屋をからっぽにしておいては...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...私は封筒を抱きしめて、それから祈って、それから開封したのですが、からっぽ...
太宰治 「恥」
...焼酎にしたたか酔って、頭脳はからっぽ、足は宙に浮きがちだった...
豊島与志雄 「ものの影」
...村はからっぽになりました...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...わしらが家の方はからっぽだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...からっぽにしてゆけばいい...
長谷川時雨 「西川小りん」
...からっぽなだけにこの前の日曜日よりもいっそうけちくさく見えた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...頭からっぽのスポーツ好きも悲しいけれど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...からっぽではなかったので...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...自分を透明なからっぽにしてしまうしずかな光だった...
山川方夫 「その一年」
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