...からからと笑いだした...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...大屋根の石もからからと転げそうで...
泉鏡花 「霰ふる」
...遠慮なしにからからと汲み上げて...
泉鏡花 「婦系図」
...眼が木乃伊(ミイラ)のようにからからに乾いていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...からからと笑って...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...のどがからからにかわいて...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...その輪をからからして...
太宰治 「思ひ出」
...忘れられてあるざくろの実・糸瓜からから冬がきた・おちついてゐる月夜雨降る・月の落ちた山から鳴きだしたもの十一月十八日雨はれて曇...
種田山頭火 「其中日記」
...皿は二個三個からからとテーブルの下に転(まろ)び落ちたり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...幸(さいわい)にその日は十一時頃からからりと晴れて...
夏目漱石 「門」
...心のなかでからからに乾いてゆく感じだつた...
林芙美子 「浮雲」
...又例のやうにからからと笑ひ出した...
北條民雄 「間木老人」
...吠えるやうな大喝一声に、棚の硝子(ガラス)が震動して、からから鳴つた...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...二郎右衛門はからからと笑って...
吉川英治 「剣の四君子」
...からからと打ち笑った...
吉川英治 「私本太平記」
...からからと笑い声が聞えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...からからと笑って...
吉川英治 「新書太閤記」
...からからと笑っての扱い...
吉川英治 「新・水滸伝」
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