...石をふみ落すとからからという音がしばらくきこえて...
芥川龍之介 「槍が岳に登った記」
...葉子の足からからだに伝わって感ぜられた...
有島武郎 「或る女」
...呵々(からから)と笑って...
泉鏡花 「婦系図」
...のどもかわいて、からからだ...
海野十三 「恐竜島」
...からからと笑いつづける...
海野十三 「太平洋魔城」
...からからと笑いだした...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...土塊のからからに乾いた黍畑の畔に...
薄田泣菫 「独楽園」
...からからと笑いだし...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...遠いところで、からからと、鈴が鳴った...
直木三十五 「南国太平記」
...からからと笑いながら...
夏目漱石 「一夜」
...離れているよりほかに仕方がないじゃないか」叔父はお延を征服した人のようにからからと笑った...
夏目漱石 「明暗」
...しまひには自分に向つてからからと笑ひ出すばかりである...
北條民雄 「キリスト者の告白」
...からからと笑つた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...一人でからからと笑って見た...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...からから(酒注)...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...この石のあたりでからからという音がするのを...
柳田國男 「日本の伝説」
...からからと笑って...
吉川英治 「三国志」
...からからと笑った...
吉川英治 「私本太平記」
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