...城下から代官様が大勢の家来に空駕籠(からかご)を護(まも)らせて...
秋田雨雀 「三人の百姓」
...台所の竈台(へっついだい)の下の空籠(からかご)の中で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...空籠(からかご)が降りて来る...
火野葦平 「花と龍」
...山陽は空轎(からかご)に附いて永田馬場へ往つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...空籠(からかご)に移し入れるのである...
森鴎外 「雁」
...それに空駕(からかご)で歩行いたすより...
吉川英治 「江戸三国志」
...のろのろと歩む空駕(からかご)の人影がいかにも春先の点景らしく...
吉川英治 「江戸三国志」
...ちょっと手をかせ」呂宋兵衛(るそんべえ)が身をぬいた空駕籠(からかご)のなかへ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いきなり空駕(からかご)をほうりだして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一散に空駕(からかご)をさらって逃げてしまう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...一挺が空駕(からかご)だったので...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...自分の乗るべき空駕(からかご)の中へ突っ込んだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そこに並んでいる空駕(からかご)を指さした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...空駕(からかご)の三挺を...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索