...彼はかなりの量を集めシチューをつくり...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...しかしその間にはかなりの距離があり...
海野十三 「恐竜島」
...その林の青黒い枝々はすでにかなりの雪を積らせていて...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...*堀保子宛・明治四十二年二月十六日かなりの恐怖をもって待ち構えていた冬も...
大杉栄 「獄中消息」
...十五錢でかなりの晝食が得られるのである...
太宰治 「逆行」
...私はかなりの見栄坊であった...
太宰治 「チャンス」
...爾来かなりの大家にはなってはいよう...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...かなりの時がたったであろう……斬って逃げたか...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなりの石段を踏まなければならぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなりの分量になっていることを知り...
中里介山 「大菩薩峠」
...かなりの道程(みちのり)ですけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここらでも年にかなりの数にのぼるそうだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それはかなりの反響があった...
中谷宇吉郎 「牧野伸顕伯の思い出」
...もうかなりのぼつたらしかつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...ある国民がその人口のかなりの部分を養う上で習慣的に外国に頼るようになれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この人はもうかなりのおじいさんで...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...芝生の上はかなりの人出で...
宮本百合子 「高台寺」
...かなりの額(たか)の円札や銀銅貨を叮嚀に数えて胴巻に入れた...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
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