...かかる荷はかなり乱雑に見えるものであるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...かかるオルソドクシーは貴むべきものである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...私ならほんとにそいつの頤を四つ裂きにでもしておいてかかるんだがね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...後にはかかることはなくなつたが...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...二万円くらいはかかるそうである...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...(仕事にかかる気で鳶口棹をとる)金造 (心配しつつ去る)政吉 (仕事にかかる気になれず...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...もしかかる反マルクス主義的作品の美に心ひかれ...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...かかる弊害は、近日我が邦の政談上においてもおおいに流行するが如し...
福沢諭吉 「学者安心論」
...それほどかかる疾病に襲われない国に通常見られるよりも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてかかるものが自然の法則であるということは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...つかみかかるようにして行くのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...三重県の磯部大明神にかかる鮫崇拝の遺風ある話は予の「本邦における動物崇拝」に載せた...
南方熊楠 「十二支考」
...七睡人の犬もオザイルの驢もかつてかかる栄遇を享(う)けたと聞かぬと叱ると...
南方熊楠 「十二支考」
...俺あ引越しの支度にかかるよ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...板前の庖丁(ほうちょう)に甘いもからいもいえず、出るには焼き印のある下駄をはき、うちでは棒縞(ぼうじま)の丹前でお客様お客様と下にもおかれぬ不自由をしているよりは、かかる野天で、かかる湯泉に、堪能していられた時代の旅人の方が、遙かに、自然の恩恵をまことに浴したもので、また、諸国に温泉(いでゆ)をひらいたという湯前(ゆまえ)の神様――大己貴尊(おおあなむちのみこと)の心にもかなうものでありましょう...
吉川英治 「江戸三国志」
...相木熊楠もきょうかぎりの一命と思うてかかる...
吉川英治 「篝火の女」
...せつなをつかんで抜打ちに跳びかかる気も...
吉川英治 「私本太平記」
...師(もろ)ヶ原(はら)から豊川筋へかかる頃から...
吉川英治 「新書太閤記」
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