...ひょっとしたらお見えになるかも知れぬ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...やっぱりこっちへお見えになる方はそういう方ばかりでございますからねえ」と眉を顰(しか)めて見せた...
橘外男 「逗子物語」
...十も十五も老(ふ)けてお見えになるようにして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これへお見えになることと存じますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...平生と変らないようにお見えになるでしょうが...
久生十蘭 「だいこん」
...こちらへもお見えになるかも知れないが...
堀辰雄 「菜穂子」
...よく昼間などお見えになる...
堀辰雄 「ほととぎす」
...「お見えになるとは思ってませんでした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...院はまだ若い源氏の君とお見えになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御病気のようにお見えになるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...恥ずかしいお様子ばかりのお見えになるのがおかわいそうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院の御美貌(びぼう)は昔の光源氏でおありになった時よりもさらに光彩が添ってお見えになるのを仰いで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御母宮はいよいよ若々しいお美しさが増してお見えになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...このいたましい二人の女王があの世からお気がかりにお見えになることかもしれぬと思われる薫は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...普通のふうにお見えになる時もなくて始終御病気続きでね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...朝早く修治さんお見えになる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...高原さんお見えになる...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...『お二階へ』『はい』『後からお見えになるお客も...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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