...お茶うけの蜜柑も太だ小さい...
芥川龍之介 「島木赤彦氏」
...渋茶をがぶ/\飲むばかりお茶うけもなかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...石占山(いしうらやま)から取って来てお茶うけのつもりで出したあの茸(きのこ)の中に...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうか皆さんでお茶うけに召上っていただきてえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...これらをばお茶うけとしてよばれ候上は右と左の分け使い...
中里介山 「大菩薩峠」
...これらをばお茶うけとしてよばれ候上は...
中里介山 「大菩薩峠」
...お茶うけよ」姿は見えないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...せっかくお茶うけが来たんだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお茶うけはうまいねえ」「これが海道名代...
中里介山 「大菩薩峠」
...父への土産にお茶うけの丸麺麭(クリーチ)と新しい部屋着を持って来た...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...何かしらお茶うけの絶えないやうにとお芳は注意した...
水野仙子 「四十餘日」
...休憩時間のお茶うけにするのだそうであった...
宮本百合子 「刻々」
...香の物は四切れのところを、三切れずつにしてこれも、お茶うけにする...
宮本百合子 「刻々」
...そしてお茶うけにいろいろのものを食べる...
柳田国男 「故郷七十年」
...それは小市民の諷言(ふうげん)や皮肉味をお茶うけのように軽くよろこばせたりするか知らぬが...
吉川英治 「新書太閤記」
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