...お笑い草かも知れませぬ...
太宰治 「風の便り」
...こいつあお笑い草だ...
林不忘 「安重根」
...多少の参考ないしはお笑い草ともならば大幸である...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...友人鵜照君の年賀状観の変遷史をここに御紹介して読者の御参考あるいはお笑い草に資するのである...
寺田寅彦 「年賀状」
...お笑い草だが――然し...
直木三十五 「南国太平記」
...お笑い草はいいが...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう今じゃ後戻りができず……お笑い草だねえ」「いいえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...とんだお笑い草になるのかもしれないが...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...「ほんとうにお笑い草ってな顔してるじゃアないの...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...それもほんのお笑い草にすぎませんでした...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...仙太 お笑い草になるつもりだ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...お笑い草だね...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...ですが中川さんにはうっかりした物を差上げるとお笑い草の種になりますから困りましたね」主人「ナニ構うものか...
村井弦斎 「食道楽」
...まるでお笑い草のようなものですが」伊兵衛は身の上のあらましを話した...
山本周五郎 「雨あがる」
...自分の愛などはお笑い草ではないか...
山本周五郎 「竹柏記」
...たわいもないが当時の寄席気分をちょっとお笑い草...
山本笑月 「明治世相百話」
...後で聞くと局員が持て余した末のお笑い草に...
山本笑月 「明治世相百話」
...お笑い草にされました...
夢野久作 「白髪小僧」
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