...顔を出したら……」と沢屋は禿げ上った額をつるりと撫でるようにしてソフト帽をかぶり自転車に片脚をかけて...
犬田卯 「瘤」
...余り禿げ過ぎてゐるので...
薄田泣菫 「茶話」
...頭の禿げてるのは...
薄田泣菫 「茶話」
...雀よ雀よ御主人のおかへりだ(緑平老に)香春をまともに別れていそぐ別れてきた荷物の重いこと別れてきて橋を渡るのである靄がふかい別れであつたひとりとなつてトンネルをぬけるなつかしい頭が禿げてゐた(緑平老に)・塵いつぱいの塵をこぼしつゝゆく石をきざみ草萠ゆる若葉清水に柄杓そへてある・住みなれて筧あふれる・あるけばきんぽうげすわればきんぽうげ□・衣がへ...
種田山頭火 「行乞記」
...頭が禿げる...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...頭も滑ツこく禿げ...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...禿げ頭は面喰(めんくら)ったように慌(あわ)てて頭をさげ...
徳永直 「冬枯れ」
...少なくも十秒ほど禿げた頭を低く垂れていた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...禿げあがった額をハンカチでごしごし拭いた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...頭の禿げた老人ですが...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...皮肉であり頭は禿げていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...額が禿げ上つてゐて出ッ腹の太つた男であつた...
中原中也 「校長」
...禿げた頭を壁に向け...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...よく禿げた頭を店口に持つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一作ごとに頭の禿げるようなことを考え出す人であると誰かが評したが...
平林初之輔 「探偵小説壇の諸傾向」
...頭の中央が禿げ上つて周囲だけにちよびちよびと毛が生えてゐた...
北條民雄 「間木老人」
...頭の禿げた四十過ぎの獨身の男です...
三好十郎 「肌の匂い」
...あなたの様に禿げている人は珍しいというので...
柳田国男 「故郷七十年」
便利!手書き漢字入力検索
百獣の装束