例文・使い方一覧でみる「お洒落」の意味

...少年のお洒落の本能はまたもむっくり頭をもたげ... 少年のお洒落の本能はまたもむっくり頭をもたげの読み方
太宰治「おしゃれ童子」

...早くもお洒落（しゃれ）の無常を察して... 早くもお洒落の無常を察しての読み方
太宰治「服装に就いて」

...お洒落（しゃれ）の片眼鏡に三鞭（シャンパン）の泡が撥（は）ね... お洒落の片眼鏡に三鞭の泡が撥ねの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...こんなにまで個人間の自由競争を亢進させてその利をはんでいる狡猾な資本主義もお洒落な都会人に関する限り...
谷譲次「踊る地平線」

...いつの間にか彼は恐ろしく傲慢になり、お洒落になり、我が儘になりました...
谷崎潤一郎「金色の死」

...彼女は奥畑のお洒落（しゃれ）なことを知っているから... 彼女は奥畑のお洒落なことを知っているからの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...平素お洒落（しゃれ）の人なので... 平素お洒落の人なのでの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...健康でお洒落（しゃれ）が好きである... 健康でお洒落が好きであるの読み方
チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「女房ども」

...ある種の女優に見るような放浪的なだらしなさも大袈裟（おおげさ）なお洒落（しゃれ）も... ある種の女優に見るような放浪的なだらしなさも大袈裟なお洒落もの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...それに当人もなかなかお洒落（しゃれ）なので... それに当人もなかなかお洒落なのでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...非常にお洒落（しゃれ）である... 非常にお洒落であるの読み方
中島敦「環礁」

...男の癖にお洒落（しやれ）道具で一パイ... 男の癖にお洒落道具で一パイの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...お洒落（しやれ）で... お洒落での読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...本国で葡萄（ぶどう）酒のついた口ひげをていねいに掃除しているあいだに各国人を拾い上げたお洒落（しゃれ）な観光団が... 本国で葡萄酒のついた口ひげをていねいに掃除しているあいだに各国人を拾い上げたお洒落な観光団がの読み方
牧逸馬「ヤトラカン・サミ博士の椅子」

...カイゼルはお洒落であったから街々の窓を装飾させ... カイゼルはお洒落であったから街々の窓を装飾させの読み方
横光利一「欧洲紀行」

...ついでにお洒落も今夜を機会にしてみたくなるのだった... ついでにお洒落も今夜を機会にしてみたくなるのだったの読み方
横光利一「旅愁」

...着物気ちがいのようなお洒落（しゃれ）さんが近頃は張板を持ち出すやら... 着物気ちがいのようなお洒落さんが近頃は張板を持ち出すやらの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...たいへんなお洒落（しゃれ）ともいえるわけだが... たいへんなお洒落ともいえるわけだがの読み方
吉川英治「忘れ残りの記」

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