...お屠蘇(とそ)も碌(ろく)に飲めない癖に...
芥川龍之介 「文放古」
...お屠蘇(とそ)を祝うと朝から博物館に通ったこともありました...
上村松園 「座右第一品」
...お屠蘇(とそ)を飲んだり...
太宰治 「ろまん燈籠」
...お屠蘇とお雑煮だけは缺かさない...
種田山頭火 「行乞記」
...お屠蘇は緑平老が...
種田山頭火 「其中日記」
...歯朶活けて五十二の春を迎へたお屠蘇は緑平老から...
種田山頭火 「雑記」
...私は緑平居でお屠蘇を頂戴していた...
種田山頭火 「『鉢の子』から『其中庵』まで」
...それから半リットルばかりの清酒をお屠蘇(とそ)のかわりとして...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...お役所のお屠蘇で御機嫌になれるかツてんだ」「へツ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お役所のお屠蘇で御機嫌になれるかッてんだ」「へッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どこでお屠蘇の残りにありついたんだ」平次はまだ茶かし加減でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どこでお屠蘇の殘りにありついたんだ」平次はまだ茶かし加減でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一つ――八さんが此家(こゝ)でお屠蘇を祝つて下さるのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...明日(あす)のお屠蘇(とそ)の余分の一杯をあてにしてやって来たのだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...お屠蘇はもうチョンなのよというと...
久生十蘭 「ユモレスク」
...羽織袴でお屠蘇をのみ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...今日まではお屠蘇・雑煮...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...もう元日だからサエのかえる前に皆でお屠蘇(とそ)もしようということになった...
「鏡餅」
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