例文・使い方一覧でみる「お堅い」の意味

...お堅いんですのね... お堅いんですのねの読み方
江戸川乱歩「恐怖王」

...それはお堅いところでと... それはお堅いところでとの読み方
高田保「貸家を探す話」

...あの方も本当にお堅い方で... あの方も本当にお堅い方での読み方
近松秋江「別れたる妻に送る手紙」

...品行がお堅い上に... 品行がお堅い上にの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「まア、お堅いことを、見ず知らずと仰（おっ）しゃっても、あれから半日あまり御一緒に参ったではございませんか、――江戸までお供をさして頂けば、私こそどんなに心強いかわかりません、女の一人旅は、本当に心細いことばかり――」女は裏淋しく面（おもて）を伏せました、眼の上から頬へかけての痣が無かったら、この女はどんなに美しく優しく見えたでしょう... 「まア、お堅いことを、見ず知らずと仰しゃっても、あれから半日あまり御一緒に参ったではございませんか、――江戸までお供をさして頂けば、私こそどんなに心強いかわかりません、女の一人旅は、本当に心細いことばかり――」女は裏淋しく面を伏せました、眼の上から頬へかけての痣が無かったら、この女はどんなに美しく優しく見えたでしょうの読み方
野村胡堂「江戸の火術」

...法律を決めるお堅い連中は加工品を禁止することまでは考えてないんだ...
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...雨の中でお堅い人物が乱舞する有様は学童が初雪に出会ったようだ...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「四日闇夜」

...お堅いともそうでないとも... お堅いともそうでないともの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...森さんのお堅いのは立派だけれど... 森さんのお堅いのは立派だけれどの読み方
山本周五郎「赤ひげ診療譚」

...永井さまはそんなにお堅いんですか... 永井さまはそんなにお堅いんですかの読み方
山本周五郎「古今集巻之五」

...――お堅いんだ、と豊水喜兵衛が云った... ――お堅いんだ、と豊水喜兵衛が云ったの読み方
山本周五郎「古今集巻之五」

...お堅いうえにやぼで無芸で... お堅いうえにやぼで無芸での読み方
山本周五郎「古今集巻之五」

...そんなお堅いことを仰っしゃらないでください... そんなお堅いことを仰っしゃらないでくださいの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...お願いすることにいたしますから」「そんなお堅い礼儀にゃ及びません...
吉川英治「新・水滸伝」

...そのようなお堅いことは」と... そのようなお堅いことは」との読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...お堅いこと... お堅いことの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...お堅いのでも何でもない... お堅いのでも何でもないの読み方
吉川英治「忘れ残りの記」