...毒きのこきのこ類は古くからソースとかその他の調理材料に使われてきた...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...古くから浅草郵便局の集配人をやっている川瀬郵吉(かわせゆうきち)だった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...又イデオロギーの古くからの一般的な一契機ででもなければならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...ただ古くから伝えられているとばかりで...
中里介山 「大菩薩峠」
...もっともっと古くから知って居る女に相違ないということを...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...彼の古くからの有名な名前もそうなのであり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...* スキピオとエパメイノンダスの比較論がかなり古くから散逸して伝わっていないことをモンテーニュは嘆いている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...よく描く蘆雁(あしかり)の模様は古くから伝わるもので...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...垣内は古くからカキツと唱えていた...
柳田國男 「地名の研究」
...そう古くからのこどでなく...
柳田国男 「年中行事覚書」
...袖無しと背負ひこの古くからあつた衣服を...
柳田國男 「服裝語彙分類案」
...穀粉の消費も古くから相応に多く...
柳田国男 「木綿以前の事」
...国語の流伝にはもうよほど古くから二通りの様式があった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...……その村のうちに古くから「島喜」の隠居所があった...
山本周五郎 「初蕾」
...節は古くからの野良唄ですけれど...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...そんなに古くから...
吉川英治 「三国志」
...古くから地方に根を下ろしている者にとっては...
吉川英治 「平の将門」
...大地を球と考えることは既に古くから行われていたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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