...お仕舞(しま)いだから...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...お話はそれでお仕舞で...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...電車がもうお仕舞になつたことが解つた...
徳田秋聲 「老苦」
...それでお仕舞いになった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...お行儀よく初めからお仕舞まで...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...流し元で遅い朝飯のお仕舞をしておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...事件はこれでお仕舞になつたわけではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お仕舞の手を休めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘のお桃はお勝手でお仕舞の最中...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「一番お仕舞に、お嬢さんを見かけたのはどなたで?」「下女のお新(しん)でございますが、でもその前に私が――」依右衛門の後ろから、恐る恐る顔を出したのは、八五郎が曾(かつ)て吹聴した、妾のお通でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それでお仕舞か」「とんでも無い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この商賣もお仕舞ひだ――と愚痴(ぐち)を言ひながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お仕舞ひは?」「内儀さんが飛んで來て引分けましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お仕舞に、御主人は、毎晩あの金之助といふ若い手代を、傍に寢かして置きなさるので?」「いや、そんな可哀想なことはしません、若い者が、年寄の病人の側を好きなわけはないから、身體を揉んだり、足腰を擦(さす)つたりする時だけ申付けます」恐らくこの老朽(おいく)ちた主人の側(そば)には、美しい内儀のお春は泊つてくれないのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お仕舞ひだね」「口惜しいぢやありませんか」八五郎が口惜しがる以上に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...斷つてお仕舞なと言へば...
樋口一葉 「わかれ道」
...お仕舞の出來た玉ちやんが走つて來て...
森鴎外 「半日」
...これでお仕舞い……目出度(めでた)し目出度しかね...
夢野久作 「白髪小僧」
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