...お仕舞(しまい)にはかがまねばならぬようになった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...他のものを滅亡させる仕事をお仕舞ひにする...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...少しばかり悪くまれるのがいやさにお仕舞まで他人をだまして賞めて貰ひたがつてゐる自分は何と云ふ浅間しい人間だらう?...
伊藤野枝 「背負ひ切れぬ重荷」
...火のついた巻煙草がだんだんと短くなってお仕舞いになると脂(やに)くさくなる...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...もう現場の方はお済みですか」「今日の方はお仕舞となった...
海野十三 「地獄の使者」
...もう生命もこれでお仕舞ひだわいと悲壯な覺悟をしなければならなかつたほどの大旋風にも襲はれたので...
海野十三(佐野昌一) 「寺田先生と僕」
...こうなっちゃお仕舞(しま)いだな!」と...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...お仕舞にはあきらめて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...流し元で遅い朝飯のお仕舞をしておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お仕舞にはこんな人を知らないと言ひ出したんで」「それは困つたな」「大困りですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いつものやうにお仕舞をして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...便所と――それだけでお仕舞いです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お夏はお仕舞をしてをりました」お紺は氣を取直して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丹精した朝顏がお仕舞になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何も彼もお仕舞いねえ...
野村胡堂 「流行作家の死」
...父さんも踏かへして落てお仕舞なされ...
樋口一葉 「にごりえ」
...父(とゝ)さんも踏(ふみ)かへして落(おち)てお仕舞(しまい)なされ...
樋口一葉 「にごりえ」
...餘り長くなりますから今回はこれでお仕舞と致します(拍手)...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
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