...お仕舞(しま)いだから...
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」
...もうお仕舞いですよ」「ありがとうエミリー」と...
海野十三 「地球発狂事件」
...もうこれで世の中の面白いことというものはお仕舞なのか...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...お仕舞の手を休めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お仕舞いになってしまった――憎い奴等じゃないか」「味噌汁は?」「前の晩...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一番お仕舞(しまい)にお菊が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お榮さんと一緒のお仕舞をしたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何分私はお仕舞で忙しかつたので」とアヤフヤに逃げるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この商賣もお仕舞ひだ――と愚痴(ぐち)を言ひながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お勝手のお仕舞が濟んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お仕舞に、御主人は、毎晩あの金之助といふ若い手代を、傍に寢かして置きなさるので?」「いや、そんな可哀想なことはしません、若い者が、年寄の病人の側を好きなわけはないから、身體を揉んだり、足腰を擦(さす)つたりする時だけ申付けます」恐らくこの老朽(おいく)ちた主人の側(そば)には、美しい内儀のお春は泊つてくれないのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昨夜お前を殺さうとしたのは誰だ」「――」「後前(あとさき)の樣子だけでも話してくれ」「私はいつものやうにお仕舞をして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父(とゝ)さんも踏(ふみ)かへして落(おち)てお仕舞(しまい)なされ...
樋口一葉 「にごりえ」
...斷(ことわ)つてお仕舞(しまひ)なと言(い)へば...
樋口一葉 「わかれ道」
...もうお仕舞(しま)いですよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...私見たいに老耄(おいぼれ)ちゃもうお仕舞いですよ...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...お仕舞には街のニコ/\クラブの会長さんになりましたさうです...
村山籌子 「お鼻をかじられたお猫さん」
...これでお仕舞い……目出度(めでた)し目出度しかね...
夢野久作 「白髪小僧」
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