...家人に対してさえこれだからましてや他人に対してお上手をいうような事はなかった...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...水泳もお上手だったのだもの...
太宰治 「女生徒」
...」「所が英子さんなんかは生れつきお上手の方でしょう...
豊島与志雄 「運命のままに」
...もう大分お上手になったんだろう...
豊島与志雄 「恩人」
...お上手でいらっしゃるわね...
豊島与志雄 「化生のもの」
...「たいへんお上手(じょうず)ね...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...作り話もお上手でいらっしゃいますこと...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...「詩の解釈はあなたよりよっぽどお上手よ...
豊島与志雄 「変な男」
...歩きつきのお上手なのに覚えがあるんだけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらにも琵琶のお上手な方がおいでになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「旦那様はさぞ猟がお上手でいらっしゃいましょうね」日当りの好い南向(みなみむき)の座敷に取り残された二人は急に静かになった...
夏目漱石 「明暗」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...彼女達にお上手ばかり言って...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...姉樣(ねえさま)も定(さだ)めし和歌(うた)はお上手(じやうず)ならん...
樋口一葉 「曉月夜」
...「なかなかお上手だ...
室生犀星 「幼年時代」
...上州屋仁兵衛というのが定宿なんだよ」「まあお上手な...
山本周五郎 「風流太平記」
...――みんな自分に甘いお上手を聞きたいだけのものらしい! いやまことに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...笛がお上手なんでしょう」「下手(へた)でもないそうだね」「じゃあ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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