...ツマリ世渡り下手(へた)で少しもお上手を知らなかったので...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...「そらまた例(いつも)の成駒屋のお上手が始まつた...
薄田泣菫 「茶話」
...お上手だこと」「母様...
竹久夢二 「少年・春」
...「まあ、お上手ですわ、ちっとも踊りにくいことはございませんわ」………グルグルグル! 水車のように廻っている最中、綺羅子の声が私の耳を掠(かす)めました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...「瀬川さんは随分でたらめの話がお上手ね...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...」「それはあなたが幾ら男を迷はすことがお上手でもむづかしさうです...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...お三味線はお上手てんだ...
直木三十五 「南国太平記」
...フランス語お上手なのね...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...あまりよく似ていらっしゃるもんだから、錯覚を起してしまうのよ」「まあ、お上手やこと...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...とりわけ熱い紅茶を音をたてずに飲むことがお上手で...
久生十蘭 「だいこん」
...「まあ、お上手ですこと...
宮地嘉六 「老残」
...お上手ね...
三好達治 「測量船拾遺」
...巧くお上手に化けていらっしゃる...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...お上手でしたけれど...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...刺繍(ぬいとり)をする事が取分けてお上手だったそうで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...高さんのはそれやお上手よ...
横光利一 「旅愁」
...道誉のようなお上手もできないし...
吉川英治 「私本太平記」
...お上手だな」定房は気がねれている...
吉川英治 「私本太平記」
ランダム例文:
チャンチャンバラバラ 屹立 収縮
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??