...おとなしい美津に負け嫌いの松の悪口(あっこう)を聞かせるのが...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...神だけはきつとそれを御覽になつたらうあの靜かに歩み去つた三人は神のおつかはしになつた女と小供ではなかつたらうか氣高い美くしい心の母と二人のおとなしい天使ではなからうか...
千家元麿 「自分は見た」
...七番のおとなしい坂本さんまでが...
田中英光 「オリンポスの果実」
...Mさんはいつものやうにおとなしい...
種田山頭火 「其中日記」
...てつちやん今日はおとなしい...
種田山頭火 「其中日記」
...足の間に顔をつき込んで眠ってるおとなしい犬を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この場合は女の仕向けるがまま至極おとなしい女給さんとして取扱っていれば間違いはないと...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...この棄てられた子がおとなしい子でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...おとなしい色男揃いだよ」土方歳三が笑って答えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...おとなしい人だと家の者がいった...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...おとなしい客を相手に一席やり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それにおとなしい女ほど恐しいことを平気でするやうな気がする...
北條民雄 「鬼神」
...人気は持ちつづけられぬもの――そなたのようにおとなしい気持でいれば...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...おとなしい人の列を道路に沿ってたてに押しつけてしまった...
宮本百合子 「映画」
...内気なおとなしい方ですから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もしも わたしがおとなしい女のこどもにうまれたら...
村山籌子 「〈あかい、やさしい はなもやうが〉」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...山田というおとなしい男が詞(ことば)を挟んだ...
森鴎外 「食堂」
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