...いちばんおしまいに卵から出てきた...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...それで僕のいうことはおしまいだ」「へえっ...
海野十三 「宇宙戦隊」
...私はおしまいまでこのマスクでいたいのだ...
海野十三 「怪塔王」
...もうおしまいだった...
海野十三 「蠅男」
...おしまいじゃないか...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...おしまいでしょうね...
太宰治 「薄明」
...「棄てておしまい!」とイスカーキに言い付けた...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...おしまいにはまたドロップの瓶入(びんい)りを買わされた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...明治天皇が余の半生(はんせい)を持って往っておしまいになったかの様に感じた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...たんこよ」「早く出ておいで」「のがしておしまいよう」「来ないとおいてけぼりにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたもこの土地へ納まっておしまいなさいよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...何もかも奥さんに白状しておしまいなさいね...
平林初之輔 「オパール色の手紙」
...おしまいにモヤモヤ煙の立っている木の芽田楽を...
正岡容 「寄席」
...いよいよおしまいの一番をやるときに...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...もう一歩で九州の人になっておしまいになるところでございましたね」などと人々は終日昔の話をしたり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...お姫(ひい)様の運命をはじめからおしまいまで存じているので御座います...
夢野久作 「ココナットの実」
...『人類を自滅の斜面(スロープ)へ逐い落した』それでおしまいであった...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あたしあなたなんか好きになっちゃおしまいだわ...
横光利一 「上海」
便利!手書き漢字入力検索