...其間(ま)が抜けた無駄口に華客(おきやく)を減らす事もなく...
石川啄木 「天鵞絨」
...おき時計の、コチコチと秒をきざむ音が、異様にはっきり聞こえるのです...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...それはさておき、今、文代と例の怪人物とは、両側に満開の桜の山をしつらえた、義経千本桜の生人形の場面を通り過(すぎ)ていた...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...人に知れないようにあるところに納っておき...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「心霊の抱く金塊」
...一言申上げておきます」と警告し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私は独創というものが一般に技術的なものだということをもう一遍云っておきたいのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...その遺書(かきおき)を繰返して見た時...
中里介山 「大菩薩峠」
...處刑(しおき)にあがるばかりになつたのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ママの生きていたときのままの状態にしておきたいなどというのは...
久生十蘭 「あなたも私も」
...おおきに有難いですが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...貸して苦しくないと御聞済(おききずみ)になったから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...僕は朝おきぬけにホテルを立てるようにすっかり荷物をまとめ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...ド派手さはさておき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ボーイは大きな紙屑(かみくず)や土瓶(どびん)の毀(こわ)れや弁当と鮨(すし)の明箱(あきばこ)なんぞを室外へ掃き出しますが塵と細菌はそのまま置土産(おきみやげ)にします...
村井弦斎 「食道楽」
...従ってまず麦を茹でて、えましておき、適当にやわらかくなった時に米と混ぜ合せて、煮え上りを同時にしなければならなかった...
柳田国男 「故郷七十年」
...このときを機会に一度はっきり質しておきたくて訊ねてみた...
横光利一 「旅愁」
...わたくしにお任せおき下さいますか」玄徳はうなずいた...
吉川英治 「三国志」
...おきぬや手代(てだい)よりも先に...
吉川英治 「新書太閤記」
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