...おいしさうだつたからな...
太宰治 「逆行」
...「おいしさうなものばかりぢやないか...
太宰治 「津軽」
...おいしさ...
太宰治 「如是我聞」
...おひたしのおいしさは...
種田山頭火 「行乞記」
...・松もあんなに大きうなつて蝉しぐれ(勅使松)・やつぱりおいしい水のおいしさ身にしみるうれしい雨の紫蘇や胡麻や茄子や胡瓜や八月四日曇...
種田山頭火 「行乞記」
...餅のおいしさ(今朝は食べる物がないので...
種田山頭火 「其中日記」
...おぼるるな(旅で拾ふ)のんびり生きたいゆつくり歩かうおいしさうな草の実一ついただくよ...
種田山頭火 「其中日記」
...菜漬のおいしさ、淡々として無量の味...
種田山頭火 「其中日記」
...月草のよろしさ、浅漬のおいしさ、風の涼しさ...
種田山頭火 「其中日記」
...朝飯、菜漬のおいしさ、秋だな...
種田山頭火 「其中日記」
...それは喰物のおいしさよりも...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...おいしさうなスープも...
徳田秋聲 「微笑の渦」
...おいしさと申すのは...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...本当のおいしさは無いことと存じます」松尾葉子はこれだけ言うのが精一杯でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...そのお茶のおいしさといったらありませんでした...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...それに載せたおいしさうな小さな丸いお饅頭(まんぢゆう)を食べるやうに親切にすゝめられた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ふかし立てのおいしさうなのを...
正宗白鳥 「新婚旅行」
...そのおいしさうなこどもをたべたさうにしたり...
宮澤賢治 「氷と後光」
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