...海苔(のり)でそとを包んであるのや……こんなおいしい御飯を食べたことはないと思うほどだった...
有島武郎 「火事とポチ」
...そのうち めしつかいたちが どんどん おいしい ごちそうを はこびました...
五十公野清一 「一休さん」
...おいしいとおもいました...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...おいしいものは、何もございませんが、どうぞ、お箸(はし)をおつけになって下さい...
太宰治 「佳日」
...おいしいような予感がしますね...
太宰治 「惜別」
...何かおいしいものを食べなければいけないのである...
太宰治 「如是我聞」
...何かおいしいものをやりたいが...
種田山頭火 「行乞記」
...・こんな水にも春の金魚が遊んでゐる・かすんでけぶつて山の街にも日の丸へんぽん・今日の乞ふことはやすくておいしい汁粉屋の角まで・おぢいさんの髯のながさをおもちやにして日向ぼつこ・食べものうつくしうならべ煤がふる白い煙が黒い煙が煙突に煙突(八幡は製鉄所を持つ都会だけに...
種田山頭火 「其中日記」
...義理にもおいしいとは言えなかったので...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...おいしいだらうと思ふから...
土田耕平 「お母さんの思ひ出」
...目のさめるような絵紙につつんだおいしいお菓子が一ぱい並んでいます...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...その支那そばがみんな火になってしまうようなおいしい気持ちがした...
林芙美子 「新版 放浪記」
...今までにパンをこんなにおいしいと思ったことがないほどいい味がするので...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...『またおそらくおいしい御馳走に対する願望が少なからざる刺戟をなすものであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その時どんなにおいしいか...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...わたしにとっては社交から生れる和やかな味わいほどおいしい御馳走はなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これで茶を煮たらおいしいでしょう」「ま...
吉川英治 「三国志」
...だから何かおいしいものと思えば...
吉川英治 「親鸞の水脈」
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